美容コラム

妊娠中のハトムギを飲むと流産するって本当?医学的な根拠は?

妊婦とハトムギ

妊娠中、ホルモンバランスの変化などでイボができてしまったり、お肌が荒れてしまうことって結構多いんですよね。

でも、妊娠中は使えるお薬や、食べられるものにも制限があります。

そのため、イボができても「どうしたら良いのかわからない」と悩んでいる女性ってとっても多いです。

妊娠中のトラブル時に、よく処方されるのが漢方薬です。

天然由来の成分を配合していますから、効果が緩やかなものが多いです。
また、副作用の可能性も少なく、妊婦さんでも安心して飲むことができるんですよね。

漢方薬の中でも、イボ対策によく用いられるのが「ハトムギ」です。

妊娠中にハトムギを摂取するのは問題ないのでしょうか?

最近「妊婦さんはハトムギを飲んだら流産する可能性がある」という話が話題になっていました。

本当に妊娠中にハトムギを飲んだら危険なのでしょうか?

妊婦さんとハトムギの関係について調べてみました。

妊娠中のハトムギの摂取は流産の原因に?

妊娠中、お口に入れるものには普段以上に気を使うものです。

「お腹の中の赤ちゃんに悪い影響を与えてしまうのでは?」と心配が絶えませんよね。

ハトムギはイネ科の植物で、副作用などに関しては、ほぼ心配はいりません。

しかし、妊娠中にはハトムギの摂取を避けた方が良いとも言われています。

実は漢方の世界では、妊婦さんにハトムギを与えるのは良くないとされているんですね。

ハトムギ(ヨクイニン)には、子宮を収縮させる作用があると言われています。
過剰に摂取してしまうと、流産を引きおこしてしまう危険性があると言われているんです。

ハトムギには、抗腫瘍作用があります。
簡単にいえば、異物を体の外に排除する効果があるんです。

胎児を異物と認識し、排除しようとしてしまう可能性があると言われているのです。

医学的な見解とは?妊娠中に飲んでも問題なし?

それでは、医学的な見解はどうなのでしょうか?

医学的な見解としては

古来、妊娠初期のハトムギの摂取は流産の危険性があるため、火変えるべきとの伝承がありました。
しかし、実際にラットを用い、通常の漢方薬の12.5~25倍の量のハトムギを経口摂取する実験をしたところ、流産率、早産率に変化は見られませんでした。

ハトムギは余程の過剰摂取をしない限り、妊娠中でも安全に使用できるという結論に至りました。
参考URL:http://www.jcam-net.jp/data/pdf/17018.pdf

ただし、漢方薬などハトムギエキスを配合したものは、添付の説明書に妊娠中の使用は医師に相談の上使用するように書かれていることがほとんどです。

文書にあると通りに、医師に相談の上使用することが望ましいですね。

医学的にも、一日の摂取量を守っている限り、ハトムギが原因で流産することはないと言ってもいいでしょう。

●まとめ
ハトムギ茶や化粧品など、一日の使用基準内であれば、流産や早産の原因となることはありません。
噂が大きくなり、誤った情報が出回ってしまったことで、世の中の妊婦さんに不安な思いをさせてしまうこともあるんですよね。

結果的に、ハトムギは、妊娠中に飲んでも問題ないと言っても良いでしょう。

しかし、妊娠中に漢方やお薬を使う場合には必ずかかりつけの医師に相談することが大切です。

妊娠中は味覚や体質が変化しやすい時期、体に合わない場合などにはすぐに使用をやめることをおすすめします。